概要 †
スキル (Skill, 技能):ある物事についての習熟度、技術的な上手さのこと。
戦いの修練度から錠前破り、料理、演奏、果ては長旅の効率や商店でのお買い物まで、様々な分野で
「基本的な修練が出来ているか、どの程度上手いか、これから学習の余地があるか」などといった事柄を具体化・数値化したものである。
対応するスキルを持たない状態では成長は見込めず、また挑戦することさえ出来ない分野も多くあるため、やりたい事をできるだけ早く学習することが重要である。
スキルの見方と呼称 †
◇ 戦術 5.123(133%)~
このような場合は5の部分がスキルレベル、.123の部分がスキル経験値、133%の部分がスキルの潜在能力になる。
また、◇の部分はスキルに対応する主能力のアイコンが表示される。
◇ *戦術 5.123(133%)~
スキルトラック?でチェックを入れたスキルは名前の前に*が付く。
◇ 戦術 5.123(133%)*~
装備のエンチャントや信仰ボーナスで現在値が一時的に上昇しているスキルは潜在能力の後に*が付く。
この値が非常に大きい場合、*が2個以上つく。
スキル一覧・スキル習得場所一覧 †
別ページにまとめてあります→スキルリスト
お勧め習得スキル †
- どんなPCでも有用
どんなプレイスタイルでも習得しない理由が存在しない、PCにとって必修ともいえるスキル。
- 重量挙げ
PCの積載量を上げる事が出来る。PCが「重荷」状態であるという簡単な条件で鍛える事ができ効果も有用。
近接攻撃をしない(戦術を持っていない)PCでも筋力を鍛えられるという点においても価値が高い。
- 交渉
店からの買値や鑑定代を減らし売値を上げる。これもどんなPCでも行う売買を通して鍛える事が出来る。
魅力の成長も有用で、似たようなスキルである投資に比べてもローコストで汎用性が高い。
- 料理
食材を調理して価値あるものに変える。プレイスタイル問わず食材の入手頻度は高い
調理品を食べる事で対応する主能力を効率よく鍛える事が出来るようになるほか
頻出する調理依頼を達成するだけでもプラチナ硬貨を稼げるローコストハイリターンなスキル。
釣り、栽培、解剖学など各種生産スキルにとっても必須。
- 極めて有用
プレイスタイルによっては必須レベルに有用性の高いスキル。
ただし全部習得しようとするとプラチナ代が嵩んで器用貧乏になってしまうかも。
- 戦術・両手持ちor二刀流
近接攻撃の能力を高める点において極めて有用。両手持ち・二刀流はプレイスタイルに応じて片方で良い。
- 射撃・銃器
遠隔攻撃の能力を高める点において極めて有用。弓やクロスボウに拘るなら銃器は無くても良い。
- 読書・詠唱
魔法を利用するにあたって必須ともいえるスキル。
近接系、遠隔系、魔法系はどれか1つに絞って鍛えたほうが良いだろう。
- 鍵開け
ネフィアを探索するなら必須。鍵付き宝箱は開けられないし、鍵付き扉の前に進行すらままならなくなる。
扉だけなら採掘という代用手段があるが、宝箱の点も含めればこちらの方が良い。
- 乗馬
ペットに騎乗する事で最重要ステータスである速度を高める。多少の制約・リスクはあるが戦闘にも当然役立つし、
配達や演奏、収穫依頼といった非戦闘要素においても高い速度は大きなアドバンテージとなる。
ただしスキルを鍛えるには騎乗した状態で近接・遠隔攻撃を行う必要があり、
またペットの主能力や装備部位を遺伝子学などで補う必要もでてくるなど手間がかかる。
妖精や各種エーテル病で高い速度を維持しているなら無くても良い。
- 錬金術
マテリアルからポーションを作る技能。
テスト用フライパン・テスト用ナベでの合成でふかふかパンを作るための前提技能であり、こちらの方が重要。
ふかふかパンはあらゆるアイテム1個から作り出すことができ、食糧問題や金策に利用できる強力な合成なので早めに入手しておくとプレイが楽になる。
- あると便利
必ずしも必要ではないが、様々な要素で戦闘や生活の手助けをしてくれるスキル。
運用も容易で見返りも大きい。
- 採掘
壁を掘る事で得られる鉱石は頻出する調達依頼や地のオパートス、癒しのジュアへの捧げ物に活用出来る。
また、即座に壁を掘れる事はネフィア内において多対一からの脱出、一対多の状況作りに活躍出来る。
重量挙げと同様に、耐久を鍛える事が出来るという点においても極めて有用。
- 釣り
釣りをする事で得られる魚は食料や料理依頼への活用、幸運のエヘカトルへの捧げ物に活用出来る。
模様替えで水辺タイルが使えるならば、携帯用のシェルター1つあれば食料に困る事はほぼ無くなる。
極めると大量の資金を生み出すスキルに化けるが、莫大な手間が掛かる上に料理スキルは必須。だが食料調達だけならそこまでスキルレベルを必要としない。
- 自然鑑定
ネフィアを探索して装備を得る事を目的とするならば有用。高品質や奇跡装備を見分けるだけでもバックパック容量や重量を節約出来る。
鑑定の杖は杖ストック確保のための手間が掛かり、魔法も各種スキルや財力が必要かつMP効率を考えれば自然鑑定スキルの出番は大いにある。
それなりに鍛えやすいがこのスキルだけで完全鑑定まで持っていくのは鍛える手間がかかる。鑑定士や各種の鑑定手段を併用してストレスの無い運用を心がけたい。
- 魔道具
種々の理由によりメインとしては使えないが、戦闘における瞬間的な使い勝手ならプレイスタイルを選ばず使える。
変化の杖のように他の道具や魔法で代用できないものもあり、また魔力の杖は魔法系のPCには極めて有用。
ただし習得しなくてもテレポートやマジックミサイル、扉生成の杖など運用が容易な杖もある。
- 使いこなせば便利
必ずしも必要ではないが、様々な要素で戦闘や生活の手助けをしてくれるスキル。
運用に資金や手間がかかるが見返りも大きい。このスキルを上げる事を目的とする事も出来る。
- 栽培
種を植える事で食材や魔道具、各種ハーブ類を獲得する事ができる。
成長率は非常に高くハーブの調達能力は唯一無二だが、種の供給は収穫のクミロミ信仰を活用しないと殆ど期待出来ないのが欠点。
- 投資
店に投資する際の資金を節約出来る。投資された店は高品質のアイテムが多数並ぶようになる。
成長率・効果ともに非常に高いがそれらを差し引いても投資に金がかかり、更にアイテムを購入するのにも金がかかる。
予め資金を稼ぐための手段(スキル)を用意する(鍛える)必要があるだろう。
- 演奏
楽器を演奏することで、金貨とアイテムを獲得できる。
ある程度(安定版なら聴衆のLvの2/3以上)スキルを鍛えないと演奏を終えることすらままならないが、
極めれば1回の演奏で数万gpの金貨を稼ぐことができるほか、低確率ながら奇跡装備も手に入る。
また、演奏のおひねりでしか手に入らない固定アーティファクトも存在する。
- おすすめ出来ない
取得しても見返りを得にくい死にスキル・趣味スキル。
- 探知・罠解体
探知はネフィアの隠し通路や罠を見つけやすくなるが、隠し通路は採掘スキルで掘る事で代用が可能。
罠自体も浮遊と各種状態異常耐性があればほぼ実害が無くなり解体する意味もなくなる。
結果的に罠の発見と解体で器用・感覚を鍛える事が出来るくらいしか利点がない。
- 大工・裁縫
マテリアルを用いてアイテムを生成するがマテリアルの入手困難さや
生成できるアイテムの価値の低さにより恩恵を得にくい。
- 旅歩き
グローバルマップの移動における経過ターンを少なくするが、成長速度が遅く殆ど恩恵を得られない。
旅歩きのスキルを鍛えるより装備や乗馬などで速度を高める方が遥かに楽で利用価値も高い。
同じく経過ターンを減らすセブンリーグブーツの効果が高すぎる事も不遇さに拍車をかける。
歩行距離に応じてPCやペットに経験値が入るという仕様も、特殊な育成を行うPCにとっては欠点になり得る。
成長性の壁さえ乗り越えれば効果はあるので、装備部位の乏しい種族にとっては鍛える価値があるだろうか。
スキルの初期値 †
全てのキャラクターは以下のスキルを初期状態から持っている。
- 治癒・盾・重装備・中装備・軽装備・回避・隠密・信仰・瞑想
- 長剣・斧・格闘・鎌・鈍器・槍・杖・短剣・弓・クロスボウ・投擲
スキルレベルは盾のみ3.0。それ以外は4.0となる。
この数字に種族固有のスキルボーナスと職業によるスキルボーナスを加えたものが、最終的な「初期スキル」となる。
Lv2以上のNPCは生成されたレベルに応じて初期値が増加している。
- 初期スキルのレベルが高いほど最終的なスキルレベルも高くなる。
- 初期スキルが無いとどれだけレベルが上がっても0のまま。
新しいスキルの習得 †
各地のギルドトレイナーにプラチナ硬貨を支払う事で新たなスキルを得る事が出来る。
但し新しいスキルの習得には(15+今までギルドトレイナーから新たなスキルを覚えた回数*3)枚のプラチナ硬貨が必要になる。
そのため全てのスキルを覚えようとするとあっという間にプラチナ硬貨が尽きる。
プラチナ硬貨は後述する潜在能力の訓練にも利用するため、習得と訓練のバランスを保たないと器用貧乏になり却って苦労する事に。
それ以外の方法としては能力獲得の巻物を使用する、神に願う方法があるが、回数や確実性に乏しい。
方法に関わらず、新たに習得したスキルの初期値や潜在能力は[1.000(50%)]となっている。
スキルの成長 †
スキルを手に入れた状態で特定の行動(スキル毎に異なる)を行うと
- スキル
- スキルに対応する主能力
- Lv上昇のための経験値
の3つが上昇する。
スキル経験値が1以上になるとスキルレベルが上昇し、スキル経験値と潜在能力が減少する。
スキル経験値の入手量は(スキル毎に固有の値)×(潜在能力(%))÷(現在のスキルLvに応じた値*1)になっている。
潜在能力が低い、あるいはスキルLvが高いとそれだけ多くの経験を積む必要がある。
- スキル経験値入手量が0.001に満たない場合は一定の確率で0.001の経験値を得る。この確率は現在のスキルLvに応じて減少する。
潜在能力の訓練 †
スキルのレベルが上昇すると、スキルの潜在能力が減少する(ただし、下がりきっても1%)。
その場合は、各街にいるトレイナーにプラチナ硬貨を支払う・スキル画面からボーナスポイント(BP)を振り分ける事により増やすことが出来る。
ボーナスポイントを使って潜在能力を上昇させた場合、スキル経験値も多少増加する。
- 現在のスキルレベルが高いほど、1回の潜在能力上昇に必要なプラチナ硬貨が多くなる。
- ボーナスポイントを使う場合だと現在のスキルレベルによる影響は無い。
- 潜在能力が高いほど、1回の潜在上昇量が低い。
- 潜在能力が高いほど、レベルアップ時の潜在低下も大きい。
このため、強くしたいスキルだからといって一気に訓練を行うのはあまり効率的ではない。
潜在能力50%のスキルを2回使用して得られる経験値は、潜在能力100%の時に1回スキルを使用したときと基本的に同じ。
この辺を考慮し、ある程度のバランスをとりながら訓練していくことが必要となる。
- 潜在能力が80~89%なら1回のスキルレベル上昇につき訓練1回、48~60%なら2回のスキルレベル上昇につき訓練1回で潜在能力を維持出来る。
- 伸ばしたいスキル・成長しにくいスキルを成長させたい時はより高い潜在能力を維持し、伸ばさなくても良いスキル・成長しやすいスキルは低い潜在能力のままにしておく等。
それ以外の方法としては睡眠時のランダムイベントを待つ、成長の巻物を使用する、神に願う方法があるが、やはり確実性に乏しい。
潜在能力の上昇値・下降値一覧 †
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| | 潜在能力の上昇値・下降値一覧
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スキルレベル | 訓練に必要なプラチナ硬貨 | 1~4 | 2 | 5~9 | 3 | 10~14 | 4 | 15~19 | 5 | 20~24 | 6 | 25~29 | 7 | ・・・ | 2+スキルレベル/5(端数切捨て) |
現在の成長速度 | 訓練による上昇 | 0~14% | 15% | 15~29% | 14% | 30~44% | 13% | 45~59% | 12% | 60~74% | 11% | 75~89% | 10% | ・・・ | 15-成長速度/15(端数切捨て) | 195~399% | 2% | 400% | 上昇しない(プラチナ硬貨は減る) |
現在の成長速度 | レベルアップによる低下 | 1~10% | -1% | 11~20% | -2% | 21~30% | -3% | 31~40% | -4% | 41~50% | -5% | 51~60% | -6% | ・・・ | -成長速度/10(端数切り上げ)(例50%=-5% 51%=-6%) |
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